業務実績Business performance

道路情報管理業務

執務室に情報管理員を配置し、国道上に設置されている気象テレメータ・CCTVカメラ、道路利用者からの電話等による情報収集、および道路トンネル等に設置されている非常警報装置による確認を行います。
また、高規格幹線道路の情報管理業務を24時間体制で行います。
異常気象時や突発事象の発生時には、道路管理者が適切に対応できるよう、気象情報や道路状況を迅速に報告します。

これらの道路に関する情報を、道路情報板・路側放送・電話による問合せなどを通じて道路利用者に提供します。

道路防災診断等検討業務

道路に関わる災害発生箇所や、道路防災カルテ点検箇所に対する現地調査の実施および検討会の開催にあたり、発注者との調整を行い道路防災有識者(発注者が事前に選定した岩盤・土質・構造・越波・雪氷などの分野における専門家)と現地に出動します。
現地調査及び検討会に際しては、発注者などからの現地状況の説明内容、現地調査の結果及び対策などに関する診断・評価・助言など道路防災有識者の技術的所見の取りまとめを行います。

現地調査・検討会に係わる業務実施フロー

道路防災診断等検討業務フロー

橋梁診断業務

橋梁を適正かつ効率的に管理するために、橋梁定期点検要領に基づき、橋梁点検者と連携を図り現地診断を行い、個々の橋梁の損傷程度を把握し、補修時期の目安となる対策区分判定、及び健全性の診断を行います。
これらの記録を一元管理・保存する「橋梁管理カルテ」を作成し、「全国道路施設点検データベース」へ登録します。
橋梁診断結果に基づき、橋梁長寿命化修繕計画など維持管理に関する基礎資料を作成します。

工事監督支援業務

道路に関する公共工事(改良・舗装・橋梁・トンネル等)の実施にあたり、契約事項の履行確認や施工者との協議等の円滑・的確な実施を目的とし、工事の発注者である調査職員(監督職員)を支援・補助します。

発注者からの指示や協議に基づき、管理技術者の指揮のもと、各担当技術者が業務を実施します。
例えば、工事実施の監督補助として構造物等の寸法や使用材料の適否などの確認、施工業者から提出される資料・図面と実際の現場状況の照合、協議用資料の作成等、工事検査等への臨場を行い、発注者である調査職員(監督職員)に報告し、作業を支援します。

積算技術業務

道路に関する公共工事(改良・舗装・橋梁・トンネル等)の設計書作成に必要となる工事発注図面及び数量総括表(数量計算書)、積算資料、新土木工事積算システムへの積算データ入力等の作成支援を行い、発注者における工事発注の円滑化を図ります。
積算に必要な現場条件等を確認するため、必要に応じて現地調査を行います。
工事発注(設計変更)図面及び数量総括表が工事工種体系に従い工事設計書として加工等の必要が無いかを確認します。
これらの資料を基に、積算に必要な諸数値の算定及び明確にすべき材料施工方法等の条件抽出・整理などを行い積算資料の作成を行います。
土木工事標準積算基準書等の積算基準類などに準拠し、積算システムへデータ入力を行い工事費算定の作業を支援します。

技術審査業務

公共工事の品質確保を目的として、発注者より示された様式・条件及び資料に基づき、工事発注手続きにおける公告文(案)及び入札説明書(案)など工事発注資料の作成を行います。
発注者より示された条件及び貸与資料に基づき、工事入札参加者から提出された技術資料の競争参加資格についての確認及び審査資料作成による整理を行い、円滑かつ的確に技術評価ができるよう支援します。